第3回:董卓覇京師



東漢の官職
(略・上から下の順):

1:上公
太師:就任者は、董卓のみ;
太傅:(帝が即位する⇒太傅録尚書事⇒事実上の丞相);
✤常に置かれる職ではなく,天子の幼少の時に補佐の任に当たる;
✤袁隗(董卓が陳留王を立てようとする時の太傅),袁紹は袁隗の甥;
相国:天子を輔けて国政を執る宰相職,非常設;
✤名誉職であり,丞相よりも格上だが,職務と権限は同じ;
✤就任者は、董卓のみ;
丞相:天子を輔けて国政を執る宰相職,非常設;
✤後漢では元々設置されていなかった;
✤建安13(208)年に,三公が廃止されて丞相が復活;
✤三分されていた三公の職務を全て統括する;
2:大将軍
✤兵馬の大権を握り,権力は三公の上にある;
✤司馬:将軍の補佐として平時は事務を総括し,戦時は参謀を務める;
3:三公:太尉,司徒,司空
太尉:天下の兵事を司る;
✤九卿の中の太常,光禄勲,衛尉を統括する;
司徒:民政,教育を司る;
✤九卿の中の太僕,廷尉,大鴻臚を統括する;
司空:土木工事を司る;
✤九卿の中の宗正,大司農,少府を統括する;
4:録尚書事:実際の行政機関である尚書台を掌握する;
✤録:統べる意味;
✤尚書は政治の機密に参与する重要な地位にある;
✤尚書を管轄することは行政の権を握ったことになる;
5:九卿(省庁?):太常,光禄勲,衛尉,太僕,廷尉,大鴻臚,宗正,大司農,少府;
✤太常:博士や祭酒などの学問担当である太常府の責任者,祭祀礼楽を司る;
✤光禄勲:宿衛(近衛)軍を統率する光禄勲府の責任者;
✤衛尉:天子の身辺警護等を行う衛尉府の責任者,門衛,警備兵を司る;
✤太僕:宮廷内外の輿馬の管理運営を行う太僕府の責任者;
✤廷尉:法務大臣;
✤大鴻臚:外務大臣;
✤宗正:宮内庁長官;
✤大司農:農林水産大臣;
✤少府:財務大臣;
6:大将軍下の七将軍
✤驃騎将軍,車騎将軍,衛将軍,前将軍,後将軍,左将軍,右将軍;
7:比二千石(次於二千石):
✤少府属官:中常侍(侍従長),十常侍は十人の常侍;
✤西園八校尉:上軍校尉,中軍校尉─袁紹(虎賁中郎将),下軍校尉,
  典軍校尉─曹操(議郎),助軍左校尉,助軍右校尉,左軍校尉,右軍校尉;
✤光禄勲属官:五官中郎将,左中郎将,右中郎将,虎賁中郎将,羽林中郎将,
  奉車都尉,駙馬都尉,騎都尉(近衛騎兵隊長),光禄大夫;
✤五校尉:屯騎校尉,歩兵校尉,越騎校尉,長水校尉,射聲校尉;
✤司隷校尉:袁紹(虎賁中郎将,中軍校尉);
注1:中郎将:近衛旅団長に相当,外征の場合は方面軍司令官に相当;
注2:校尉:都にあって宮中及び首都の守備に当たる各部隊の長;

地方の官職:州刺史⇒郡太守⇒県令
刺史:州の長官で,兵権と行政権を有し,管轄州内の軍事と行政を担当;
✤司隷以外の十二州に各州毎一名が置かれた;
✤司隷とは後漢の首都が所在する州単位の特別行政区(例:洛陽)のこと;
✤霊帝の中平5(188)年,州牧と改称;
✤司隷校尉:首都洛陽だけは特に刺史を置かずに司隷校尉が置かれた;
  軍政両権を握り,その権力は三公を除く諸大臣にまで及ぼすことができる;
郡太守:郡の長官;
✤相:王国(皇子)が領する郡国を治める;
✤尹:首都が所在する郡国を治める;
✤郡丞:郡太守の補佐官,副郡太守;
✤都尉:郡守を補佐して治安を掌る軍官;
✤督郵:郡太守に属し所属県を監察する;
県令(県知事):戸数1万以上の大県の長官を県令,それ以下の小県の長官を県長と呼ぶ;
✤人口万戸以上の県:県令1人,県丞1人,県尉2人;
✤人口万戸以下の県:県長1人,県丞1人,県尉1人;
✤県丞:県令の補佐官,副知事;
✤県尉:県令を補佐して治安を掌る軍官;


三国志リスト   日立市十王町-漢方整体院
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Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

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