第5回:三英戦呂布



初平元(190)年 18諸侯董卓討伐(東漢の13州地図
   第一鎮:後将軍・南陽の太守 袁術      第二鎮:翼州の刺史 韓馥
   第三鎮:豫州の刺史 孔伷           第四鎮:袞州の刺史 劉岱
   第五鎮:河内の太守 王匡           第六鎮:陳留の太守 張邈
   第七鎮:東郡の太守 喬瑁           第八鎮:山陽の太守 袁遺
   第九鎮:済北の相   鮑信           第十鎮:北海の太守 孔融
   第十一鎮:広陵の太守 張超          第十二鎮:徐州の刺史 陶謙
   第十三鎮:西涼の太守 馬藤          第十四鎮:北平の太守 公孫瓚
   第十五鎮:上党の太守 張楊          第十六鎮:烏程侯・長沙の太守 孫堅
     第十七鎮:祁郷侯・渤海の太守 袁紹          第十八鎮:驍騎校尉 曹操
   
190年 董卓討伐-2      兗州の領郡
1 陳留郡,2 東郡,3 東平国,4 任城国,5 泰山郡,6 済北国,7 山陽郡,8 済陰郡。
張光北先生-1

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第4回:孟徳献刀



要離が慶忌を刺し殺す(春秋時代・呉国)
公子光は楚から亡命して来た伍子胥が推薦した刺客の専諸を利用して呉王僚を暗殺した
呉王僚在位12年目(前516)年の晩春のことである。王子光は即位して呉王闔閭と称した。
呉王闔閭にとって気がかりの存在は衛国にいる王子慶忌であった。
慶忌は呉王僚の長男でまだ若かったが豪勇無双の男であった。
闔閭は枕を高くすることが出来なくなり伍子胥に相談した。
「専諸は死んだ,今となっては,あの熊のような慶忌を捕らえることの出来る男はいない」
と先ず呉王闔閭は嘆く,言外に,伍子胥に捕らえてもらえまいか,の意味を込めていた。
しかし伍子胥は知らぬげに答える「いいえおります。あの要離をお使い下さい」
「誰だね,その要離とは?」
呉王闔閭はすぐ様要離を呼んだ,しかし要離に会って見て不快になった。
要離は普通の人よりずっと低く,女のように痩せてとても勇士には見えなかった。
「こんな兔ほとも力のない男で,どうして熊が捕らえられるか」
大失望した呉王は要離に聞いた:「君は何か出来る?」
「大王様は慶忌に悩まされているでしょう。私は彼を殺せます」
「慶忌という人は知らないだろう。力があり武術に精通し,仮に一万人を相手しても決して
怖がらない。君は彼の相手にならん」
「暗殺は謀略と機会があれば大丈夫です,慶忌のような強い力は要りません」
「しかし慶忌がそんな簡単に接近できないだろう」
「私が犯罪者のように呉から逃げ出して,王様は私の右手を切って,私の妻を殺せば,
慶忌が信用してくれるだろうと思います」
「そんな不届きなこと,ワシには出来ぬ!」
「家族を大事にして王様の憂患を取り除かない人は不義であります」
呉王闔閭は要離の忠誠心に深く感動し要離の言う通りにするとこにした。
翌日,右手が切られた要離は呉の都・姑蘇(現・江蘇省蘇州市)から脱出した。
呉王は要離の妻を殺し,城門前で皆の前で焼いた。
要離は楚,鄭,晋などの国を通って,人々に自分の冤罪を訴えた。
間もなく衛国に到着して慶忌に拝見した。
慶忌は暗殺された父親の讐を報復するため兵馬を集めて,呉を攻める準備をしていた。
「呉王闔閭は残忍な人で,私の右手を切って,また罪の無い我が妻を殺害しました。
呉国に詳しい私は道を案内しますので,一緒に復讐させて頂きましょう」
慶忌はすぐ要離を信用し,自分の身辺の世話をさせた。
呉王闔閭三(前513)年,慶忌は軍隊を整えて揚子江から船で呉へ進軍した。
進軍三日目の夜,慶忌は船に立って揚子江の夜景色を眺めている。
要離は同じ船に乗っていたが右手がないため誰にも警戒されない。
連日の雨でせっかく晴れた日なので景色を見ながら慶忌は詩を吟した
                  江上寂寥秋色残
                一時風雨一時寒
                才息号角旌旗動
                将士出征帯甲眠
突然慶忌の帽子が風に吹かれて揚子江に落ちてしまった。
要離が立って周りの警備から一本の矛を借りて帽子を取った。
慶忌はちょうど要離に背を向けている。
要離は左手で矛を水平にし風に乗って全身の力で刺した。
背中から刺し胸から出て矛は慶忌の体を貫通した。
慶忌は死に際にこう言い残した。
「貴様は天下の勇士だ。私の命と引き換えに世間に名を高めてやろう」
こうして要離は殺される事なく呉に戻ってきた。
闔廬は大喜びで領土を分け与えようとしたが,要離はこれを断り,
自分のために殺された妻のお墓の傍で自刃して果てた。

要離が呉王闔廬に献じたこの計を孫子の兵法では「苦肉計」と呼ぶ
苦肉計】:【人不自害,受害必真;假真真假,間以得行。童蒙之吉,順以巽也
蒙卦:象征啓蒙,亨通。
蒙卦 
六五・《象》辞:児蒙之吉,順以巽也

要離が慶忌を刺す

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第3回:董卓覇京師



東漢の官職
(略・上から下の順):

1:上公
太師:就任者は、董卓のみ;
太傅:(帝が即位する⇒太傅録尚書事⇒事実上の丞相);
✤常に置かれる職ではなく,天子の幼少の時に補佐の任に当たる;
✤袁隗(董卓が陳留王を立てようとする時の太傅),袁紹は袁隗の甥;
相国:天子を輔けて国政を執る宰相職,非常設;
✤名誉職であり,丞相よりも格上だが,職務と権限は同じ;
✤就任者は、董卓のみ;
丞相:天子を輔けて国政を執る宰相職,非常設;
✤後漢では元々設置されていなかった;
✤建安13(208)年に,三公が廃止されて丞相が復活;
✤三分されていた三公の職務を全て統括する;
2:大将軍
✤兵馬の大権を握り,権力は三公の上にある;
✤司馬:将軍の補佐として平時は事務を総括し,戦時は参謀を務める;
3:三公:太尉,司徒,司空
太尉:天下の兵事を司る;
✤九卿の中の太常,光禄勲,衛尉を統括する;
司徒:民政,教育を司る;
✤九卿の中の太僕,廷尉,大鴻臚を統括する;
司空:土木工事を司る;
✤九卿の中の宗正,大司農,少府を統括する;
4:録尚書事:実際の行政機関である尚書台を掌握する;
✤録:統べる意味;
✤尚書は政治の機密に参与する重要な地位にある;
✤尚書を管轄することは行政の権を握ったことになる;
5:九卿(省庁?):太常,光禄勲,衛尉,太僕,廷尉,大鴻臚,宗正,大司農,少府;
✤太常:博士や祭酒などの学問担当である太常府の責任者,祭祀礼楽を司る;
✤光禄勲:宿衛(近衛)軍を統率する光禄勲府の責任者;
✤衛尉:天子の身辺警護等を行う衛尉府の責任者,門衛,警備兵を司る;
✤太僕:宮廷内外の輿馬の管理運営を行う太僕府の責任者;
✤廷尉:法務大臣;
✤大鴻臚:外務大臣;
✤宗正:宮内庁長官;
✤大司農:農林水産大臣;
✤少府:財務大臣;
6:大将軍下の七将軍
✤驃騎将軍,車騎将軍,衛将軍,前将軍,後将軍,左将軍,右将軍;
7:比二千石(次於二千石):
✤少府属官:中常侍(侍従長),十常侍は十人の常侍;
✤西園八校尉:上軍校尉,中軍校尉─袁紹(虎賁中郎将),下軍校尉,
  典軍校尉─曹操(議郎),助軍左校尉,助軍右校尉,左軍校尉,右軍校尉;
✤光禄勲属官:五官中郎将,左中郎将,右中郎将,虎賁中郎将,羽林中郎将,
  奉車都尉,駙馬都尉,騎都尉(近衛騎兵隊長),光禄大夫;
✤五校尉:屯騎校尉,歩兵校尉,越騎校尉,長水校尉,射聲校尉;
✤司隷校尉:袁紹(虎賁中郎将,中軍校尉);
注1:中郎将:近衛旅団長に相当,外征の場合は方面軍司令官に相当;
注2:校尉:都にあって宮中及び首都の守備に当たる各部隊の長;

地方の官職:州刺史⇒郡太守⇒県令
刺史:州の長官で,兵権と行政権を有し,管轄州内の軍事と行政を担当;
✤司隷以外の十二州に各州毎一名が置かれた;
✤司隷とは後漢の首都が所在する州単位の特別行政区(例:洛陽)のこと;
✤霊帝の中平5(188)年,州牧と改称;
✤司隷校尉:首都洛陽だけは特に刺史を置かずに司隷校尉が置かれた;
  軍政両権を握り,その権力は三公を除く諸大臣にまで及ぼすことができる;
郡太守:郡の長官;
✤相:王国(皇子)が領する郡国を治める;
✤尹:首都が所在する郡国を治める;
✤郡丞:郡太守の補佐官,副郡太守;
✤都尉:郡守を補佐して治安を掌る軍官;
✤督郵:郡太守に属し所属県を監察する;
県令(県知事):戸数1万以上の大県の長官を県令,それ以下の小県の長官を県長と呼ぶ;
✤人口万戸以上の県:県令1人,県丞1人,県尉2人;
✤人口万戸以下の県:県長1人,県丞1人,県尉1人;
✤県丞:県令の補佐官,副知事;
✤県尉:県令を補佐して治安を掌る軍官;


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第2回:十常侍乱政



漢代(紀元前206~25~220年)の皇帝
漢代の皇帝 


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三国演義(1994年版・全84集)

制作費100億円・出演者10万人・馬10万頭・制作年数4年!
空前のスケールで描く中国最高の歴史ロマン!
三国演義(1994年版) 
劉 備
   ・・・・・・・・・孫彦軍     曹 操 ・・・ 鮑国安      孫 権 ・・・ 呉暁東
諸葛亮(孔明) ・・・ 唐国強           関 羽 ・・・ 陸樹銘            張 飛 ・・・ 李靖飛 

第一部 群雄逐鹿 (第1集~第23集)
01 桃園三結義02 十常侍乱政03 董卓覇京師04 孟徳献刀
05 三英戦呂布06 連環計07 鳳儀亭08 三譲徐州
09 孫策立業10 轅門射戟11 宛城之戦12 白門楼 上
13 白門楼 下14 煮酒論英雄15 袁曹起兵16 関羽約三事
17 掛印封金18 千里走単騎19 古城相会20 孫策之死
21 官渡之戦 上22 官渡之戦 下23 大破袁紹
第二部 赤壁塵戦 (第24集~第47集)
24 跳馬檀渓25 劉備求賢26 回馬荐諸葛27 三顧矛盧
28 火焼博望坡29 携民渡江30 舌戦群儒31 智激周瑜
32 周瑜空設計33 群英会34 草船借箭35 苦肉計
36 龐統献連環37 横槊賦詩38 諸葛祭風39 火焼赤壁
40 智取南郡41 力奪四郡42 美人計43 甘露寺
44 回荊州45 三気周瑜46 臥龍吊孝47 割鬚棄袍
第三部 三足鼎立 (第48集~第64集)
48 張松献図49 劉備入川50 鳳雛落坡51 義釈厳顔
52 奪占西川53 単刀赴会54 合肥会戦55 立嗣之争
56 定軍山57 巧取漢中58 水淹七軍59 走麦城
60 曹操之死61 曹丕簒漢62 興兵伐呉63 火焼連営
64 安居平五路
第四部 南征北戦 (第65集~第77集)
65 兵渡濾水66 絶路問津67 七檎孟獲68 出師北伐
69 収姜維70 司馬復出71 空城退戦72 司馬取印
73 祁山闘智74 諸葛妝神75 六出祁山76 火焼上方谷
77 秋風五丈原
第五部 三分帰一 (第78集~第84集)
78 詐病賺曹爽79 呉宮干戈80 兵困鉄籠山81 司馬昭弑君
82 九伐中原83 倫渡陰平84 三分帰晋
  

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第1回:桃園三結義


三国志地図:東漢の州
東漢の州&郡-第1回  

三国志地名:涿県⇒
現在の涿州市(たくしゅうし)
✤河北省保定市の北部に位置し,首都北京に隣接している;
✤劉備・関羽・張飛の三人を記念する三義宮や張飛廟などがある;
涿県:涿州市 
楼桑村:現在の楼桑庙村
楼桑村&桃園 


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愛犬・りく君

Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

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