足太陽膀胱経の常用穴①

               睛明 (せいめい)
穴名解釈
─眼睛;:明亮; 穴在眼区,有明目之功。
取穴部位:内眼角上方凹陥処,坐位或仰臥位取穴;
功効:疎風泄熱,通絡明目;
主治:眼疾患;
穴意手太陽小腸経足太陽膀胱経足陽明胃経陰蹺脈陽蹺脈の交会穴。
  
               攢竹 (さんちく)
穴名解釈
─簇聚;:竹子;穴在眉頭,眉毛叢生,犹如竹子簇聚。
取穴部位:眉毛の内端凹陥処,眶上切迹処;
功効:宣泄太陽熱気,活絡明目;
主治:眼疾患;
 
               眉衝 (びしょう)
穴名解釈─眉毛;─直上。在前髪際,眉頭(眉毛の内端)の直上方。
取穴部位:攅竹穴直上,前髪際より0.5寸入る処,神庭穴と曲差穴を結ぶ線の中間点。
主治:頭痛,鼻つまり,眼疾患(目赤腫痛)・・・など;
 
                曲差(きょくさ)
取穴部位:神庭穴頭維穴を結ぶ線上の内1/3と中1/3の交差点(臨泣1/2 本神外1/3)。
                五処(ごしょ)
取穴部位:前髪際より1寸入る処(上星穴)の外側1.5寸,曲差穴の上0.5寸処。
                承光(しょうこう)
取穴部位:前髪際より2.5寸入る処(囟会2寸)の外側1.5寸,五処穴の後1.5寸処。
 
               通天 (つうてん)
穴名解釈
─通達;─天空。上為天,穴在頭部,上通巓頂。
取穴部位:前髪際より4寸入る処(前頂穴3.5寸)の外1.5寸,承光穴後1.5寸処。
主治:頚項強不能回顧,頭痛,鼻疾患,ノイローゼ・・・など;
穴意:配百会,風池,太陽,合谷治頭痛;配風池,印堂,上星,迎香,合谷治鼻炎。 

               絡却(らっきゃく)
取穴部位:前髪際より5.5寸(百会穴5寸)の外側1.5寸,通天穴後1.5寸。
 
               玉枕 (ぎょくちん)
穴名解釈
─玉石;─枕頭。古称枕骨為【玉枕骨】,穴在其上。
取穴部位脳戸穴(後髪際より2.5寸入る処)の外方1.3寸に取る。
主治:頭痛,めまい,眼疾患,鼻つまり,不眠症・・・など;
穴意:配風池,百会,合谷治頭痛;配風池,睛明,攅竹,太陽,太衝治眼疾患(目赤腫痛)。

              天柱 (てんちゅう)
穴名解釈
─空; :支柱;上為天,頚椎古称【天柱骨】,穴在其旁。
取穴部位:後頭部の髪際の頂窩(瘂門穴)外方1.3寸,僧帽筋外縁の後髪際凹陥処。
主治:頭痛,頚部痛,肩背痛,眼疾患等;
配伍:配後渓,絶骨治寝違い;配風池,百会,太陽,合谷治頭痛,頚部痛。 

                大杼(だいじょ)
取穴部位:第1・第2胸椎棘突起間凹陥(陶道穴)の外1.5寸,肩外兪の内側1.5寸。

穴意:督脈の別絡,手太陽小腸経+手少陽三焦経+足太陽膀胱経+足少陽胆経。
✤八会穴の骨会,解表退熱。
               風門 (ふうもん)
穴名:─風邪;:門戸;穴居易為風邪侵入之処,能治風邪之為病,故風邪出入の門戸
取穴部位:第2・第3胸椎棘突起間凹陥の外側1.5寸処;
功効:疎散風寒,宣泄諸経之熱,調理肺気;
主治:首こり,肩背中痛,感冒,蕁麻疹等;
穴意足太陽膀胱経督脈の交会穴,別名:【熱府】。
①配大椎,肺兪,中府,孔最,外関治感冒;②配大椎,肺兪,天宗,肩髃治肩背中痛;
③配曲池,外関,環跳,風市,血海,足三里,三陰交治蕁麻疹。
 
               肺兪 (はいゆ)
穴名解釈
─肺臓;:輸注;本穴是肺気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第3・第4胸椎棘突起間凹陥(身柱穴)の外側1.5寸処;
功効:宣熱疎風,調理肺気;
主治:頭項強痛,呼吸器疾患等;
穴意:背兪穴─肺の兪穴,配風池,太陽,肝兪治頭項強痛。
 
               厥陰兪 (けついんゆ)
穴名解釈厥陰─心包;:輸注;本穴是心包之気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第4・第5胸椎棘突起間凹陥(身柱穴)の外側1.5寸処;
功効:疎通経絡,舒肝理気;
穴意:背兪穴─心包絡の兪穴,配心兪,内関治心絞痛。

                心兪 (しんゆ)
穴名解釈
─心臓;:輸注;本穴是心気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第5・第6胸椎棘突起間凹陥(神道穴)の外側1.5寸処;
功効:疎通心絡,調理気血,安心守神;
主治:神経衰弱,心臓疾患等;
穴意:背兪穴─心の兪穴,配腎兪,風池,百会,足三里,三陰交治神経衰弱。
 
               膈兪 (かくゆ)
穴名解釈
─横膈;:輸注;本穴是膈気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第7・第8胸椎棘突起間凹陥(至陽穴)の外側1.5寸処;
主治:胸膜炎,胃カタル等;
穴意:①八会穴之一:血会膈兪,血病治此,②四花穴之一:膈兪,胆兪合称四花穴
 
               肝兪 (かくゆ)
穴名解釈
─肝臓;:輸注;本穴是肝気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第9・第10胸椎棘突起間凹陥(筋縮穴)の外側1.5寸処;
功効:舒肝利胆,泄熱調気,清頭明目;
主治:不眠,神経衰弱,肝臓疾患等;
穴意:背兪穴─肝の兪穴,配腎兪,風池,百会,太陽,神門治頭痛,不眠,神経衰弱。
 
               胆兪 (たんゆ)
穴名解釈
─胆府;:輸注;本穴是胆府之気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第10・第11胸椎棘突起間凹陥(中枢穴)の外側1.5寸処;
功効:清泄肝胆邪熱,理気寛膈;
主治:胆石疝痛,胃炎;
穴意:背兪穴─胆の兪穴
 
               脾兪 (ひゆ)
穴名解釈
─脾臓;:輸注;本穴是脾気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第11・第12胸椎棘突起間凹陥(脊中穴)の外側1.5寸処;
功効:除水湿,助運化,補脾陽,益営血;
主治:消化器疾患,治療因心脾両虚,気血両虚所致眩暈,心悸の要穴;
穴意:背兪穴─脾の兪穴,気血生化之源,配心兪,神門,三陰交治気血両虚所致之不眠。
 
               胃兪 (いゆ)
穴名解釈
─胃府;:輸注;本穴是胃気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第12胸椎と第1腰椎棘突起間凹陥の外側1.5寸処;
功効:振奮胃陽,健脾和胃,化湿消化─東垣曰:中湿者,治在胃兪
主治:胃疾患等;
穴意:背兪穴─脾の兪穴,配脾兪,中脘,中関,足三里,三陰交治急・慢性胃炎,胃潰瘍。
 
               腎兪 (じんゆ)
穴名解釈
─腎臓;:輸注;本穴是腎気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第2・3腰椎棘突起間凹陥(命門穴)の外側1.5寸処;
功効:滋補腎陰,強健脳髄,益聡明目,利腰脊;
主治:腎,膀胱,生殖器疾患等;
穴意:背兪穴─腎の兪穴;①配肝兪,心兪,風池,神門治不眠症;
②配肝兪,耳門,聴宮,聴会,翳風,中渚,合谷治耳鳴り;
③配関元,中極,膀胱兪,三陰交治泌尿器,生殖器疾患;

               大腸兪(だいちょうゆ)
穴名解釈
大腸─六腑之一;:輸注;本穴是大腸之気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:第4・5腰椎棘突起間凹陥(腰陽関穴)の外側1.5寸処;
功効:調理腸胃,泄熱通便,強健腰膝;
主治:大腸・小腸疾患等;配中脘,天枢,支溝,足三里,三陰交,照海治便秘。
穴意:背兪穴─大腸の兪穴;配腎兪,環跳,風市,委中治坐骨神経痛;

  
 足太陽膀胱経  

  常用経穴(ツボ)一覧    日立市十王町漢方整体院 

足太陽膀胱経の常用穴②

               膀胱兪(ぼうこうゆ)
穴名解釈膀胱─六腑之一;:輸注;本穴是膀胱之気転輸於背中体表の部位。
取穴部位:正中仙骨稜第2仙椎棘突起部の外方1.5寸,平第2仙骨後孔;
功効:培補下元,約束膀胱気機,通利水道─調整泌尿器・生殖器機能の要穴之一;
穴意:背兪穴─膀胱の兪穴,配腎兪,関元,中極,陰陵泉,三陰交治泌尿器・生殖器疾患。
 
               次髎 (じりょう)
穴名解釈─第2;:骨隙;本穴适対第2仙骨後孔。
取穴部位上後腸骨棘と督脈の結ぶ線の中点,适対後2仙骨孔;
主治坐骨神経痛,婦人科疾患等;
①配腎兪,関元,三陰交,膀胱兪治月経痛;
②配腎兪,大腸兪,環跳,足三里,絶骨治腰痛,坐骨神経痛。
   
               委陽 (いよう)
穴名解釈─湾曲;:陰陽の陽,外属陽;穴在膝窩横紋の委中穴の外側。
取穴部位:膝窩横紋の外端,大腿二頭筋の内縁,委中穴外側1寸;
主治坐骨神経痛等;
穴意:①三焦経の下合穴;②足太陽膀胱経の別絡
 
               委中 (いちゅう)
穴名解釈─湾曲;:中間;穴在膝窩横紋の中点(真ん中)。
取穴部位:膝窩横紋の中点,半腱様筋大腿二頭筋の中央。
功効:舒筋活絡,強健腰腿,泄暑熱,止吐瀉;
主治:腰痛,膝痛等;
穴意:①膀胱経の合穴;②四総穴之一:腰背委中求
 
               膏肓 (こうこう)
穴名:─膏脂,古代心尖脂肪称膏;:肓膜,古代心臓と隔膜の間称盲。
取穴部位:第4・第5胸椎棘突起間凹陥の外側3寸,厥陰兪穴の外側1.5寸処;
功効:通宣理肺,益気補虚,常則強壮作用あり。
主治:肩甲間部のこり;
配伍:配大椎,曲池,気海,関元,足三里治気虚,血虚,体弱。
 
               志室 (ししつ)
穴名解釈─志意;:房室;腎蔵志,穴在腎兪外側,如腎気聚集之房室。
取穴部位:第2・3腰椎棘突起間凹陥(命門穴)の外側3寸処,腎兪穴の外側1.5寸処;
功効:滋補腎陰,清利下焦湿熱;
主治:腰痛等;
配伍:配腎兪,関元,三陰交治陽萎,遺精。
 
               秩辺 (ちっぺん)
穴名解釈─秩序;:辺縁;膀胱経の背部諸穴,配列有序,本穴居其最下辺。
取穴部位:平第4仙骨後穴,第4仙椎棘突起下(仙骨裂孔)の外側3寸;
功効:疎通経絡,強健腰膝;
主治:配腎兪,関元兪,委中,陽陵泉治坐骨神経痛。
 
               承山 (しょうざん)
穴名解釈:─承受;:山嶺;腓腹筋両側頭の筋腹高突如山,穴在其下,有承受之勢。
取穴部位:下腿後側中央,腓腹筋内側頭と外側頭の筋溝下端凹陷処,委中穴下8寸;
功効:舒筋活絡,調理腸腑;
主治坐骨神経痛,下肢倦怠等;
配伍:配腎兪,委中,陽陵泉,三陰交治腰痛,坐骨神経痛。
 
               飛揚 (ひよう)
穴名解釈─飛翔;:向上揚起;穴在下腿外側,本経之絡脈从此飛離而去絡腎経。
取穴部位:崑崙穴の直上7寸,腓腹筋下垂部の外縁,腓腹筋とヒラメ筋との間;
功効:疎経活絡,清熱消腫;
主治坐骨神経痛,下肢倦怠等;
穴意:膀胱経の絡穴,別走足少陰腎経,配腎兪,関元兪,環跳,足三里,三陰交治坐骨。
 
               崑崙 (こんろん)
穴名解釈崑崙─山の名,外果高突如山,故比作崑崙,穴在其後。
取穴部位外果で最も尖ったところとアキレス腱の間の陥凹部;
功効:疎通経絡,消腫止痛,強健腰腿;
主治:頭痛,坐骨神経痛等,妊婦刺之落胎
穴意:膀胱経の経穴
①配腎兪,腰兪,風池,合谷,環跳,風市,委中,足三里,行間治腰腿痛;
②配百会,風池,合谷,後渓,申脈治頭痛;配絶骨,丘墟治足根(かかと)痛。
 
               申脈 (しんみゃく)
穴名解釈:─伸,伸展;:経脈;穴属膀胱経,又是陽蹺脈の起点,由此向陽蹺脈伸展。
取穴部位外果直下方の陥凹処;
主治足関節捻挫等;
穴意陽蹺脈所生之処,八脈交会穴之一:通於督脈
  
               束骨 (そっこつ)
穴名解釈第5中足骨の小頭古代称束骨,穴在其後上方,故名。
取穴部位:第5中足趾節関節の後上方,赤白肉際;
主治:足背痛等;
穴意:膀胱経の輸,配大腸兪,脾兪,天枢,中脘,陽陵泉治腸カタル。
 
               至陰 (しいん)
穴名解釈─到達;:陰陽の陰,足少陰経;本経末穴,到達足少陰腎経。
取穴部位:足の第5指外側爪甲根部,爪甲の角を去ること0.1寸;
功効:疎通経絡,調整陰陽,清頭明目;
主治:頭痛,胎位不正(艾灸),難産等;
穴意:膀胱経の井穴,配風池,天柱,太陽治頭痛。 
 
足太陽膀胱経のツボ   


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Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

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