背部浅層の筋肉

浅背筋膜:僧帽筋,広背筋,胸腰筋膜の表面を包む背部表層の線維性の薄い膜である。
上端後頭骨の最上項線;下端腸骨稜仙骨後面内側端:棘突起及び棘上靭帯

   背中・腰の筋肉-浅層 
背部浅層の神経
✤大後頭神経(C2):後頭部の皮膚に分布する(図2)。
✤第三後頭神経(C3):後頸部の皮膚に分布する。
✤小後頭神経(C2~C3):後頭部と耳介後部上1/3の皮膚に分布する。
✤大耳介神経(C2~C3):耳介後部及び耳下腺付近の皮膚に分布する。
✤鎖骨上神経(C3~C4):側頸部,胸壁上部,肩部の皮膚に分布する。
✤上外側上腕皮神経(C5~C7):肩部,上腕の後外側の皮膚に分布する。
✤胸神経後枝の内側皮枝(T1~T6):棘突起付近の皮膚,横突棘筋,棘筋に分布する。
✤胸神経後枝の外側皮枝(T7~T12):最長筋と腸肋筋の胸郭の範囲の皮膚に分布。
✤上殿皮神経(L1~L3):殿部の上部,大転子周囲の皮膚に分布する。
✤中殿皮神経(S1~S3):上殿部の内側部の皮膚に分布する。

聴診三角:僧帽筋の下外側縁,肩甲骨の内側縁と広背筋の上縁で形成される三角形。
下腰三角:外腹斜筋後縁,広背筋前縁および腸骨稜で形成される三角形。  

胸鎖乳突筋&僧帽筋

大円筋:筋断面は円形であるが,全体としては長めの四角形をしている。
起始肩甲下角の背側面; 停止:上腕骨の小結節稜(広背筋の停止部の内側)。
✤大円筋付着腱と上腕骨の間には大円筋腱下滑液包(大円筋嚢)がある;
✤大円筋の付着腱と広背筋の付着腱との間には広背筋腱下(滑液)包がある。
機能:上腕の伸展(上腕を背方に引く),内転(上腕を内側に引く),内旋(内方に回す)。
神経支配:肩甲下神経(C5~C7,腕神経叢の鎖骨上枝)。

   大円筋 
広背筋:背中の下部を覆う薄い筋肉で,上部では僧帽筋に被われている。
起始:下部5~7胸椎の棘突起,下部3~4肋骨,腰背筋膜,腸骨稜正中仙骨稜
停止:上腕骨の小結節稜(結節間溝の小結節稜側,大円筋の停止部の前方)。
機能:上腕の伸展,内転,内旋,水平伸展。
✤肋骨からの起始部は,腕を固定した場合には肋骨挙上の補助(吸気)筋として働く。
神経支配:胸背神経(C6~C8,腕神経叢の鎖骨下枝)。
   広背筋
胸腰筋膜前葉と後葉より成り,両葉の間に脊柱起立筋が包まれている。
前葉(深葉):脊柱起立筋の腹側,腰方形筋の背側にある;
①第12肋骨,腰椎の肋骨突起(横突起)及び腸骨稜の間に張っている;
②脊柱起立筋の外側縁で後葉と癒着し脊柱直立筋鞘となる;
③脊柱直立筋鞘から内腹斜筋腹横筋が起こる。
   胸腰筋膜
後葉(浅葉):脊柱起立筋の表面にあり,広背筋,下後鋸筋の起始になっている。
①内側は棘突起及び正中仙骨稜に,下端は腸骨稜及び仙骨の後面に付着する;
②外側は脊柱起立筋の外側縁で深葉と癒着し脊柱直立筋鞘となる;
③上外側は肋骨角に,上端は上項線に付着する;
④下部は広背筋の腱膜と重なって癒着して厚くなり,腰背腱膜と呼ばれる。
胸腰筋膜の神経支配:脊髄神経後枝の外側枝と一部の内側枝。




日立市十王町-漢方整体院
プロフィール

愛犬・りく君

Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
Fcカウンター
QRコード
QR