リンパの流れ

有対の頸,鎖骨下,気管・縦隔,腰リンパ本幹と無対の腸リンパ本幹がある。
リンパの流れ 
顔面部の浅淋巴節:前群と後群(浅耳下腺リンパ節)に分けられる。
✤前群顔面静脈に沿って並んでおり,眼瞼の内側,眼窩壁の内側,鼻部,上唇,頬部,
  頬筋部などからのリンパを受け,その輸出リンパ管は顎下リンパ節に注ぐ。
✤後群耳下腺の表面にあり,側頭部,前額部,耳介,外耳道,眼瞼の外側部及び
  鼻根部からのリンパを受け,その輸出リンパ管は深耳下腺リンパ節深外側頸リンパ節
  (上群)に注ぐ。
頭,頸部のリンパ管とリンパ節 
頭部のリンパ節:頭,頸部の移行する所に輪状に位置している。
後頭リンパ節外後頭隆起付近の皮下にあり,後頭部表層のリンパを受け,その輸出
  リンパ管は浅外側頸リンパ節に注ぐ。
耳介後リンパ節:耳介の後方で乳様突起(胸鎖乳突筋の付着部)の上にあり,耳介後面,
  側頭部からのリンパを受け,その輸出リンパ管は浅外側頸リンパ節に注ぐ。
深耳下腺リンパ節耳下腺の内部にあり,鼓膜,耳下腺及び浅耳下腺リンパ節からの
  リンパを受け,その輸出リンパ管は浅外側頸リンパ節に注ぐ。
顎下リンパ節顎下腺の近くにあり,顔面部,口腔及び口蓋扁桃からのリンパを受け,
  その輸出リンパ管は深外側頸リンパ節上群)に注ぐ。
オトガイ下リンパ節オトガイ下にあり,オトガイ正中部,下唇の内側部及び舌尖からの
  リンパを受け,その輸出リンパ管は顎下リンパ節或は深外側頸リンパ節上群)に注ぐ。
頸部のリンパ管とリンパ節 
頸部のリンパ節:前頸リンパ節と外側頸リンパ節がある。
✤前頸リンパ節:前頸の正中部にあり,浅リンパ節群と深リンパ節群に分れる。
浅前頸リンパ節前頸静脈に沿って並んでおり,前頸部浅リンパ管のリンパを受け,
  その輸出リンパ管は深外側頸リンパ節下群)或は鎖骨上リンパ節に注ぐ。
深前頸リンパ節:舌骨下リンパ節,喉頭前リンパ節,甲状腺リンパ節,気管前リンパ節,
  気管傍リンパ節などがあり,その輸出リンパ管は深外側頸リンパ節に注ぐ。
✤外側頸リンパ節:浅外側リンパ節と深外側リンパ節に分れる。
浅外側頸リンパ節外頸静脈に沿って並んでおり,深耳下腺リンパ節後頭リンパ節
  耳介後リンパ節からのリンパを受け,輸出リンパ管は深外側頸リンパ節上群)に注ぐ。
深外側頸リンパ節内頸静脈に沿って並んでおり,内頸静脈と肩甲舌骨筋が交叉する
  部位を境に上群と下群に分れる。
上群胸鎖乳突筋の深面にあり,浅外側頸リンパ節深耳下腺リンパ節顎下リンパ節
  オトガイ下リンパ節及び喉頭,気管,食道,口蓋扁桃,舌からのリンパを受け,その
  輸出リンパ管は深外側頸リンパ節下群に注ぐ。
内頸静脈二腹筋リンパ節顎二腹筋後腹内頸静脈が交叉する部位にあり,鼻咽部
  口蓋扁桃からのリンパを受け,舌根部の癌が転移することがよくある。
内頸静脈肩甲舌骨筋リンパ節:内頸静脈と肩甲舌骨筋が交叉する部位の上方にあり,
  主に舌尖部からのリンパを受ける。
副神経周囲リンパ節後頭リンパ節及び耳介後リンパ節からのリンパを受け,その
 輸出リンパ管は深外側頸リンパ節下群に注ぐ。
下群:肩甲舌骨筋中間腱の下方にあり,深外側頸リンパ節上群及び気管からの
  リンパを受け,その輸出リンパ管は頸リンパ本幹となる。
左頸リンパ本幹は胸管に,右頸リンパ本幹は右リンパ本幹に開口する。
※右頸リンパ本幹と右鎖骨下リンパ本幹および右気管支・縦隔リンパ本幹は合して
 右リンパ本幹となり,右静脈角に注ぐ。
最下位【鎖骨上窩の横頸静脈の周囲】にあるリンパ節を鎖骨上リンパ節と言う。
左鎖骨上リンパ節(Virchowリンパ節)には胃癌や食道癌が転移することがよくある。
胸壁のリンパ管とリンパ節 
上肢のリンパ節:肘リンパ節()と腋窩リンパ節がある。
浅リンパ管は浅静脈,深リンパ管は深部の血管に伴い上行し,腋窩リンパ節に注ぐ。
肘リンパ節:上腕骨内側上顆()の上方にあり,手及び前腕尺側のリンパを集め,
  その輸出リンパ管は腋窩リンパ節に注ぐ。
腋窩リンパ節:15~20個があり,腋窩動静脈とその分枝の周囲にある。
外側リンパ節:腋窩の外側壁で,腋窩静脈の周囲にあり,上肢の大部分の
  浅・深リンパ管を受ける。
胸筋リンパ節大胸筋の深面,小胸筋下縁の前鋸筋の表面で,外側胸動静脈の周囲に
  あり,乳房外側と中央部,上肢,前外側胸壁及び臍以上前腹壁からのリンパを受ける。
肩甲下リンパ節:腋窩後壁で,肩甲下動静脈胸背神経の周囲にあり,背部,肩の後部,
  胸廓後壁からの浅リンパ管を受ける。
中心リンパ節:腋窩の中心部にあり,外側リンパ節,胸筋リンパ節,肩甲下リンパ節群
  からの輸出リンパ管を受け,その輸出リンパ管は上リンパ節に注ぐ。
上リンパ節(鎖骨下リンパ節):鎖骨のすぐ下,大胸筋と三角筋の間で,腋窩静脈の周囲
  にあり,、中心リンパ節の輸出管及び乳房上部からのリンパ管を受け,輸出リンパ管は
  合して鎖骨下リンパ本幹となり,右側は右リンパ本幹,左側は胸管に注ぐ。
食道,噴門のリンパ管とリンパ節 
胸壁のリンパ節:胸壁のリンパ管は大部分が胸骨旁リンパ節と肋間リンパ節に注ぐ。
胸壁のリンパ管の一部は腋窩リンパ節深外側頸リンパ節に注ぐ。
✤胸骨旁リンパ節:前胸壁の内面で,内胸動静脈に沿って並んでおり,主に前胸壁と
  乳房内側部のリンパを受け,その輸出リンパ管は胸管右リンパ本幹に注ぐ。
✤肋間リンパ節:脊柱両側で,肋骨頭付近の肋間隙にあり,主に胸壁内面のリンパを受け,
  その輸出リンパ管は胸管右リンパ本幹に注ぐ。
肺,気管支のリンパ節  
胸部内臓のリンパ節:前・後縦隔リンパ節,肺・気管支・気管リンパ節がある。
前縦隔リンパ節:縦隔の上部で,大血管と心膜の前面にあり,心膜,胸腺,横隔膜など
  からのリンパを受け,その輸出リンパ管は気管支・縦隔リンパ本幹に注ぐ。
✤後縦隔リンパ節:食道と胸大動脈の前面にあり,胸部食道と胸大動脈からのリンパを
  受け,その輸出リンパ管は胸管に注ぐ。  
✤肺・気管支・気管リンパ節:肺実質内リンパ管→肺リンパ節→気管支・肺(肺門)リンパ節
  →上および下気管・気管支リンパ節→気管傍リンパ節→気管支・縦隔リンパ本幹。
左右の気管旁リンパ節と前縦隔リンパ節の輸出リンパ管はそれぞれ合し,左右の
  気管支・縦隔リンパ本幹となり,右側は右リンパ本幹,左側は胸管に注ぐ。
胸壁内面,腹後壁,骨盤のリンパ管とリンパ節
腹壁のリンパ管とリンパ節:後腹壁の深リンパ管は腰リンパ節に入る。
臍以上前腹壁の浅リンパ管は腋窩リンパ節(胸筋リンパ節)に入る。
臍以下前腹壁の浅リンパ管は浅鼠径リンパ節(上外側群)に入る。
腰リンパ節:腹大動脈と下大静脈の周囲に30~50個あり,後腹壁と腹腔内有対臓器
  および総腸骨リンパ節からのリンパを受け,その輸出リンパ管は腰リンパ本幹となる。
腰リンパ節には大動脈外側,前,後リンパ節と大静脈前,後,外側リンパ節および
  大動静脈間リンパ節などが含まれる(図2)。
左右の腰リンパ本幹と腸リンパ本幹は第一腰椎の前で合して胸管となり,横隔膜の
  大動脈裂孔を通って胸腔に入り,上行し左静脈角に注ぐ。
胸管の始部は膨大しており,乳糜槽と言う
胃のリンパ 
腹腔無対臓器のリンパ管は腹腔リンパ節,上・下腸間膜リンパ節に入る。
腹腔リンパ節,下腸間膜リンパ節からの輸出管は合して腸リンパ本幹となる。
腹腔リンパ節腹腔動脈の根部周囲にあり,腹腔動脈の分布域のリンパを集める。
左・右胃リンパ節:左・右胃動脈の周囲にあり,小弯のリンパ管を受ける。
左,右胃大網リンパ節:左,右胃大網動脈に沿ってあり,大弯のリンパ管を受ける。
幽門リンパ節:幽門の上下にあり,右胃大網リンパ節の輸出管,小弯,幽門部,
 十二指腸上部および膵頭からのリンパ管を受ける。
下幽門リンパ節の輸出管の一部は下膵12指腸動脈に伴い上腸間膜リンパ節に入る。
肝リンパ節:総肝動脈と総胆管に沿ってあり,肝臓と胆嚢からのリンパを受ける。
膵リンパ節と脾門リンパ節:脾動脈に沿ってあり,膵体,膵尾,左胃大網リンパ節,
  脾の被膜からのリンパ管を受ける。
脾のリンパ 
肝臓のリンパ管:実質中の深リンパ管と表面の浅リンパ管があり,互いに交通している。
実質中の深リンパ管の大部分は門脈に沿って肝門から肝臓を出て,肝リンパ節に入る。
実質中の深リンパ管の一部分は肝静脈に沿って第二肝門から肝臓を出て,横隔膜の
  大静脈孔を通り,上横隔リンパ節を経て前縦隔リンパ節に入る。
左葉の浅リンパ管は主に左胃リンパ節と腹腔リンパ節に入る。
右葉の浅リンパ管は主に肝リンパ節を経て腹腔リンパ節に入る。
左右葉の外側面の一部分浅リンパ管は腰リンパ節に入る。
左右葉の横隔面の一部分浅リンパ管は上横隔リンパ節を経て前縦隔リンパ節に入る。
小腸間膜リンパ節 
上腸間膜リンパ節上腸間膜動脈の根部周囲にあり,上腸間膜動脈(図2)の分布域
  からのリンパ管を受け,その輸出管は腸リンパ本幹に注ぐ。
腸間膜リンパ節:空・回腸動脈に沿って並んでおり,空・回腸からのリンパを受ける。
回結腸リンパ節:回腸動脈に沿って並んでおり,回腸の末端,盲腸,上行結腸の下1/3,
  虫垂からのリンパを受ける。
右結腸リンパ節:右腸動脈に沿って並んでおり,上行結腸の上2/3,右結腸曲からの
  リンパを受ける。
中結腸リンパ節:中腸動脈に沿って並んでおり,横行結腸からのリンパを受ける。
大腸のリンパ管とリンパ節 
下腸間膜リンパ節下腸間膜動脈の根部周囲にあり,下腸間膜動脈の分布域からの
  リンパ管を受け,その輸出管は腸リンパ本幹に注ぐ。
左結腸リンパ節:左結腸動脈に沿ってあり,左結腸曲と下行結腸のリンパを受ける。
S状結腸リンパ節:S状結腸動脈に沿ってあり,S状結腸からのリンパを受ける。
上直腸リンパ節:上直腸動脈に沿ってあり,直腸の上2/3部からのリンパを受ける。
直腸からのリンパ管経路
✤直腸のリンパ管:上・中直腸リンパ節,正中仙骨リンパ節,浅鼠径リンパ節などに入る。
上方経路:上直腸リンパ節→下腸間膜リンパ節→腸リンパ本幹→胸管。
側方経路:中直腸リンパ節→内腸骨リンパ節→総腸骨節→腰リンパ本幹→胸管。
後方経路:正中仙骨リンパ節→大動脈分岐部下リンパ節→腰本幹→胸管。
下方経路:肛管~肛門までのリンパ管は会陰部皮下を通って浅鼠径リンパ節に入る。
後腹壁,骨盤,鼠径部のリンパ管とリンパ節 
骨盤のリンパ節:基靭帯リンパ節,内腸骨リンパ節,閉鎖リンパ節,外腸骨リンパ節,
  総腸骨リンパ節,仙骨リンパ節などがある。
✤総腸骨リンパ節総腸骨動脈に沿って並んでおり,内腸骨リンパ節,外腸骨リンパ節,
  仙骨リンパ節からの輸出リンパ管を受け,その輸出リンパ管は腰リンパ節に注ぐ。
外腸骨リンパ節外腸骨動脈に沿って並んでおり,浅鼠径リンパ節,深鼠径リンパ節,
  前下腹壁からの深リンパ管,骨盤内臓の一部からのリンパ管を受ける。
✤内腸骨リンパ節内腸骨動脈に沿って並んでおり,骨盤壁,骨盤内臓,会陰などからの
  リンパ管を受ける。
✤仙骨リンパ節:仙骨前面にあり,骨盤後壁,骨盤内臓の一部からのリンパ管を受ける。
✤子宮リンパ管は骨盤リンパ節および腰リンパ節(外側大動脈リンパ節)に入る。
子宮頸,子宮体下部のリンパ管は基靭帯を経て主に内・外腸骨リンパ節に入る。
子宮底,子宮体上部のリンパ管は主に卵巣動静脈に沿って外側大動脈節に入る。
子宮底と子宮体上部のリンパ管の一部は子宮円索に沿って浅鼠径リンパ節に入る。
鼡径部のリンパ管とリンパ節 
下肢リンパ節:膝窩リンパ節と鼠径リンパ節がある。
浅リンパ管は皮下を,深リンパ管は深部の血管に沿って上行する。
✤膝窩リンパ節の外側縁と下腿後外側部の浅リンパ管,足と下腿の深リンパ管を受け,
  その輸出リンパ管は大腿動静脈に沿って上行し,深鼠径リンパ節に入る。
浅鼠径リンパ節鼠径靭帯の下方と大伏在静脈の上端の周囲にあり,輸出リンパ管は
  大部分が深鼠径リンパ節,一部分は外腸骨リンパ節に入る。
上浅鼠径リンパ節:鼠径靭帯に沿って並んでおり,臍以下前腹壁,殿部,外陰部,会陰
  及び直腸下端からのリンパ管を受ける。
下浅鼠径リンパ節:大伏在静脈の上端の両側に並んでおり,足の外側縁と下腿後外側
  部以外の下肢の浅リンパ管を受ける。
✤深鼠径リンパ節:大腿静脈の内側に沿って並んでおり,浅鼠径リンパ節の輸出管,膝窩
 リンパ節の輸出管及び下肢の深リンパ管を受け,その輸出管は外腸骨リンパ節に入る。
全身のリンパ管とリンパ節
全身のリンパ管&リンパ節 
リンパ節の腫れの区別
細菌やウイルス感染:腫れた部分を触ると柔らかく,痛みがある;
ガンの転移:腫れた部分を押すとゴツゴツと硬く,痛みは無い;
膠原病:腫れた部分を押すと柔らかく,痛みがほとんど無い(頸部,腋窩,鼠径部など)。
ガンの転移
左鎖骨上リンパ節の腫れ:腹腔臓器ガン(胃ガン,肝臓ガンなど)の転移が多い;
右鎖骨上リンパ節の腫れ:胸腔臓器ガン(肺ガン,食道ガンなど)の転移が多い;
頸部リンパ節の腫れ:鼻,咽喉のガンの転移が多い;
腋窩リンパ節の腫れ:乳ガンの転移が多い;
全身リンパ節の腫れ:白血病,リンパガンなどの病気。



日立市川尻町-漢方整体院

脳と脊髄の被膜

脳と脊髄の被膜は外側から順に硬膜,クモ膜,軟膜の3層に分けられる。
(一)硬膜:髄膜の最外層をなす極めて強靭な被膜で,脳硬膜と脊髄硬膜に分ける。
(1)脊髄硬膜は脊柱管の骨膜との間に硬膜上腔を形成する。
(2)脳硬膜は静脈洞の部分を除いては頭蓋骨の骨膜と癒着している。
(3)脳硬膜は一定の部位で内方へ突起(隔幕)を出し,脳を固定する支柱を成す。

脳硬膜&硬膜静脈洞 
✤大脳鎌:大脳縦裂の中に入り込み,左右の大脳半球を隔てている。
前方は鶏冠に始まり,後下縁は小脳テントの上面と癒着する。
上縁は前頭稜から上矢状洞溝に沿って内後頭隆起(図1図2)に至る。
下縁は自由縁で,脳梁のやや上方(2mm)を走る。
上縁,下縁及び後下縁(癒着縁)はそれぞれ上・下矢状静脈洞と直静脈洞を含む。
✤小脳テント:大脳横裂の中に入り込み,大脳と小脳を隔てている。
内後頭隆起と横洞溝(図1図2)から起こり,小脳上面に広がり,大脳鎌と直交する。
前方は蝶形骨の前床突起(図1)に,外縁は側頭骨の錐体上縁に付着する。
前縁(内側)は遊離縁となり,テント切痕(上方は鈎部)を形成する。
後縁は横静脈洞,側縁は上錐体静脈洞を含む。
脳硬膜&硬膜静脈洞-2 

(4)脳硬膜は一定の部位で2枚に分離し,硬膜静脈洞を形成する。
✤上矢状静脈洞盲孔から大脳鎌の上縁に沿って後走し,横静脈洞に注ぐ。
頭頂導出静脈(図)は頭頂孔を通り,上矢状静脈洞と浅側頭静脈を交通する。
✤下矢状静脈洞:大脳鎌の下縁に沿って後走し,大大脳静脈と合し直静脈洞に注ぐ。
✤直静脈洞:大脳鎌と小脳テントの癒着縁を後走し,横静脈洞に注ぐ。
✤横静脈洞:小脳テント後縁に沿って前外方に走り,S状静脈洞に移行する。
頭蓋腔-内側面
✤S状静脈洞:側頭骨岩様部の内面をS状に曲がり,頸V孔に達し内頸Vに移行する。
横V洞,上矢状V洞と直V洞は内後頭隆起の近くで合流し,静脈洞交会を形成する。
上矢状静脈洞  ────────┐    頭蓋腔内静脈の流れ
大大脳静脈 ──┐         │
下矢状静脈洞─┴直静脈洞─┴─静脈洞交会─┬─横静脈洞──S状静脈洞─┬─内頸静脈
海綿状静脈洞   ─┬──上錐体静脈洞  ─────┘                                       
                └──下錐体静脈洞───────────────────────┘ 
脳静脈洞-頭蓋底  
✤海綿状静脈洞:トルコ鞍の両側にあり,静脈叢を介して対側の静脈洞と連絡する。
海綿静脈洞は脳底静脈叢及び前後海綿間静脈洞により対側と連絡する。
前方から眼静脈と蝶形骨頭頂静脈洞が海綿静脈洞に注ぎ込む。
海綿静脈洞は後方で上下錐体静脈洞を介して,横静脈洞と内頸静脈に注ぐ。
海綿状静脈洞の中を内頸動脈外転神経が前走する。
静脈洞の外側壁には動眼神経滑車神経眼神経上顎神経が前走する。
海綿静脈洞   

✤内頸静脈に開口する頭蓋腔外静脈:顔面静脈,下顎後静脈,舌静脈,上中甲状腺静脈。
顔面静脈:内眼角の眼角静脈から始まり,顔面動脈の後ろに沿って斜め下方に走り,
  下顎角の後側で下顎後静脈の前枝と合し,舌骨の高さで内頸静脈に注ぐ。
顔面静脈は口角以上の部分で弁が無く,血流は逆行し易い。
②下顎後静脈:浅側頭静脈と翼突筋静脈叢から起こる上顎静脈が合して始まり,耳下腺の
  下縁で前枝と後枝に分かれる。
前枝は顔面静脈に入り,後枝は後耳介静脈と合して外頸静脈を形成する。
頭蓋腔外の静脈
眼角静脈───────┬──────────┬───┬─顔面静脈─内頸静脈─┐
     深顔面静脈──┘   頬筋静脈──┘       │                               │
浅側頭静脈──┐                 ┌前枝     ──┘                         ├─腕頭静脈
                 ├─下顎後静脈──┤      頭蓋腔外静脈の流れ   │
上顎静脈 ───┘             └後枝──┐                │
                           ├─外頸静脈─鎖骨下静脈 ─┘
            後耳介静脈   ──────┘ 
頭部静脈系の側副循環  
頭部静脈系の側副循環:頭蓋腔内静脈と頭蓋腔外静脈の交通。
眼角静脈は上眼静脈と吻合し,上眼静脈は海綿静脈洞に注ぎ込む。
下眼静脈は前方で顔面静脈と,下方で翼突筋静脈叢と交通する。
下眼静脈は後方で上眼静脈に合流,或は直接海綿静脈洞に注ぐ。
翼突筋静脈叢は卵円孔と破裂孔の血管を介して海綿静脈洞と連絡する。
頭部静脈系の側副循環-2 
(二)クモ膜と軟膜との間にクモ膜下腔があり,脳脊髄液で満たされている。
クモ膜下腔は部位によって広くなり,小脳延髄槽,脚間槽,交叉槽などを形成する。
脳クモ膜は硬膜を貫いて静脈洞にクモ膜顆粒を作る。
脳脊髄液はクモ膜顆粒を介して静脈洞へ流出する。
脊髄のクモ膜下腔は脊髄円錐から第二仙椎まで広くなり,腰椎槽を形成する。
腰椎槽は腰椎穿刺を行う部位で,中に終糸や馬尾の神経根がある。
クモ膜と軟膜 
(三)軟膜:髄膜の最内層をなす柔軟な膜で,脊髄と脳の表面に密着している。
軟膜の一部は脳室内に入り込み脈絡叢を形成し,脳脊髄液を分泌する。
脳脊髄液の循環   
脊髄の軟膜は歯状靱帯を形成し,脊髄を脊柱管内に固定する。



体循環静脈    日立市川尻町-漢方整体院

腕の動脈

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膝関節と下腿の動脈

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股関節周囲の動脈

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愛犬・りく君

Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

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