脊椎分離症・すべり症

脊椎分離症:椎骨の上下の関節突起間が離れている状態を指す;
✤先天的に椎骨の上下の関節突起間が分離しているタイプがある;
✤生長期にスポーツなど長期間繰り返し負荷がかかることで,疲労骨折を起こしたもの;
✤疲労骨折が起きるとじょじょに骨が吸収されて,遂には分離に至る; 
分離症・すべり症
脊椎すべり症:脊椎が部分的に前方或は後方へずれた状態を指す;
✤何らかの理由で背骨の自然な弯曲の支えが弱くなると,すべり症が生じる;
✤第4,第5腰椎がすべりやすい;
✤すべり症が大きくなると神経が刺激されることで様々な症状が現れる;
すべり症の分類
すべり症 
1:分離すべり症:脊椎分離があるために起こるタイプ;
✤第5腰椎で最も起こりやすい;
✤分離している部分が広がり,椎体が前方へすべってしまう;
✤脊椎分離症の人の約10~20%が分離すべり症に移行する;
2:変性すべり症:脊椎分離が無く,老化による変性で起こるタイプ;
✤中年以降の女性に多く(約男性の四倍),第4/第5腰椎間で起こりやすい;
✤椎骨を支える靭帯,椎間板,椎間関節等に緩みが生じ,椎体が前方へすべってしまう;
✤L4の下関節突起がL5の上関節突起を少し乗り越えるようにして前方にずれる;
3:先天性すべり症:脊椎の後方部分の先天的な形成不全が原因で起こるタイプ;
✤お尻が出っ張った,反り気味の姿勢の人によく見られる;
✤第5腰椎で起こりやすく,ずれ方が大きいのが特徴である;
症状:分離症は主に腰痛,すべり症を伴うと下肢痛や間欠性跛行などが現れる;
1:腰痛
✤多くが慢性腰痛で,腰の周囲に鈍痛が生じる;
✤長い時間立ち続けたり,同じ姿勢を続けたりすると,痛みが起こりやすい;
✤腰を後ろに反らすような姿勢を取ると,特に痛みが強くなる;
✤脊椎分離症が起きていでも,まったく症状が現れないケースもよくある;
2:下肢の痛み,シビレ
✤坐骨神経の神経根が刺激され,坐骨神経に沿った部分に症状が出る;
✤椎骨がすべることで,脊髄から枝分かれる神経の神経根に刺激が加わるようになる;
✤分離すべり症では疲労骨折で分離した部位が肥厚することで神経根を刺激する;
3:間欠性跛行
✤ある程度の距離を歩くと脚が動かなくなり,座って休むとまた歩けるようになる;
✤脊椎のすべりが大きくなると脊柱管狭窄症が起こり,神経が圧迫される;
✤腰椎にすべり症が生じると下肢を支配している神経が圧迫され,間欠性跛行が起こる;
✤立っていると脊椎のずれが大きくなり神経が圧迫されるので,脚が動かなくなる;
✤座ると圧迫が緩むため,また歩けるようになる;
✤脊柱管狭窄症の場合,間欠性跛行に伴って「会陰部の不快感,膀胱障害」等が現れる;
✤馬尾神経が障害され神経麻痺を起こすと,足の指に力が入りにくくなったり,足の裏の
  凹みが強い変形(凹足)を起こすこともある;
3:脊柱の変形:脊椎すべり症で現れる症状である;
✤椎骨がすべるために腰椎の生理的な前弯(腰の反り)が強くなり姿勢が悪くなる;
✤ひどくなると,脊柱が階段状のくぼみが見れるように変形してしまうこともある;


日立市十王町-漢方整体院

プロフィール

愛犬・りく君

Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

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