更年期障害

更年期障害の主な症状
のぼせ,ほてり,発汗などのホットラッシュと呼ばれる症状;
其の他の症状
✤体の症状
疲労感,動悸,息切れ,めまい,耳鳴り,頭痛,冷え,関節痛,腰痛,シビレ,皮膚の乾燥,
皮膚の痒み,便秘,頻尿,目の疲れなど;
✤精神的な症状
不眠,イライラ,気分が沈むなど;

更年期障害の原因
✤卵巣の機能が低下し,エストロゲンとプロゲステロンの分泌が急激に減って来る;
✤卵巣を刺激し女性ホルモンを分泌させようとして,視床下部脳下垂体が大量の性刺激
  ホルモン(GnRHFSHLH)を放出する;
✤ホルモン中枢である視床下部の働きが乱れ,同じく視床下部にコントロールセンターを
  持つ自律神経のバランスが崩れてしまう;
✤体質や性格,置かれている環境,考え方,生き方なども大きく関わっている;

更年期うつ病の典型的な症状
✤一日じゅう布団から出られない;
✤何もする気がしない;
✤思うように体が動かない;
✤自分が情けなくなって落ち込んでしまう;
更年期障害 

更年期障害によく効くツボ
自律神経失調症によく効くツボ 
百会:めまい,疲れ目,頭痛,耳鳴り,集中力低下などに効果がある;
天柱:頭部のあらゆる症状に有効であり,肩や首のこりにも効果が高い;
肝兪:肝の機能を強くし,毒素を解毒する作用をアップし,血行を促進する;
脾兪:胃腸の調子を整えるツボで,気持ちの安定にも効果が高い;
腎兪:先天の気を高めるツボで,体力をつけるのに欠かせない;
次髎:骨盤内の臓器の病気,泌尿器の病気に効果があり,指圧/温めても良い;
曲池:下痢,身体のほてり,熱っぽさなどに効果がある;
手三里:胃腸の働きを正常な状態に調整する効果がある;
外関:水分の代謝を正常にする働きがあり,多汗によく効く;
合谷:カラダの中をめぐるエネルギーが涌き出るツボで,頭面部の諸症に有効;
関元:下腹部の血行をよくし,下腹部を温め,上半身のほてりを鎮める;
血海:様々な症状に効く婦人科系の特効ツボ;
陰陵泉:足の冷え,むくみなどに効果が高い;
陽陵泉:血液の流れをスムーズにし,足の冷えを解消するには欠かせないツボ;
足三里:健康長寿のツボとして知られ,三陰交と共に冷え症の特効ツボ;
三陰交:自律神経を調整して血行をよくする,血海と共に女性の特効ツボ;
太渓:ほてり,発汗,足の冷えなどに効果が高い;
湧泉:足の血行を良くすることで下半身を温め,上半身ののぼせを解消する。

女性ホルモンの働き

女性ホルモンの分泌調節
血液中のエストロゲンとブロゲステロンの濃度GnRHの分泌量FSHLH分泌を高める;

排卵前期(卵胞期):
FSHの働きにより発達した卵胞からエストロゲンが分泌され,血液中の濃度が高くなる:
視床下部からGnRHの分泌量が増やし,従って下垂体からのFSHやLHの分泌を高める;
②下垂体に直接作用し,FSHやLHの分泌を高める;
排卵後期(黄体期):
①LHの働きにより黄体が大量のエストロゲンとブロゲステロンを分泌し,血液中の濃度が高くなる;
②血液中のエストロゲンとブロゲステロンの濃度:GnRHの分泌量→FSH,LH分泌を減らす;

エストロゲンの働き
✤生殖器に対する作用
①青春期女性の外生殖器,膣,輸卵管,子宮の発育を促進する;
②膣の粘膜細胞中のグリコーゲンの量を増やし,グリコーゲンの分解により,弱酸性の
  環境に保ち,膣の中をバイ菌から守る;
③膣の粘膜細胞の増殖・角化を促進する;
✤第二次性徴に対する影響
乳房の発育;陰毛の発生;骨盤が発育し,ヒップがふっくらと膨らんで丸みを帯びていく;
ウエストにくびれが形成される;声が高くなるなど;
✤新陳代謝に対する影響
①腎細管のナトリウムの重吸収とADHに対する敏感性を高め,体の水分を保つ;
②インスリン作用;
③骨吸収を抑制し,青春期の成長を促進する;
④LDLの減少とVLDL・HDLの増加により,動脈硬化を抑制する;
心臓の保護効果も発見されている;
自己抗体の働きや免疫反応を促すサイトインなどの物質を活性化させやすい;
其の他:

プロゲステロンの働き
①子宮内膜や子宮筋の働きを調整し,受精卵が着床しやすい環境を作る;
②乳腺の発達を促進する;
③基礎体温を約0.3~0.5℃上昇させ,低温相から高温相へと移行させる;
④妊娠成立後は子宮内膜をさらに厚くさせ,妊娠を維持する;
⑤血管や消化管の平滑筋を緩める(便秘,痔を発症しやすくなる);
⑥妊娠中は免疫(Tリンパ球)の働きを抑え,【非自己】を排除する働きを抑制する;
✤其の他:
女性ホルモンの分泌調節 

日立市十王町漢方整体院

下垂体

下垂体:視交叉の後方,間脳の視床下部に接する内分泌器官である;
下垂体 
前葉から分泌されるホルモン
視床下部からの調節を受けて分泌され,他の内分泌器官の機能を左右する;
✤成長ホルモン=GH:
✤甲状腺刺激ホルモン=TSH:
✤副腎皮質刺激ホルモン=ACTH:
卵胞刺激ホルモン=FSH
 ①卵巣内で未成熟の卵胞の成長を刺激し成熟させる; 
 ②卵胞は成長するとインヒビンを分泌しFSH産生を遮断する;
黄体形成ホルモン=LH
 ①卵巣の顆粒膜細胞を刺激し,エストロゲンやプロゲステロンを産生する;
 ②排卵の開始を誘起する;
 ③排卵後の卵胞が,黄体になることを誘引する;
✤プロラクチン(催乳素)=PRL:乳腺の発育に関与する;
✤其の他:

中葉から分泌されるホルモン
メラニン細胞刺激ホルモン(促黒素)=MSH:

後葉から分泌されるホルモン
✤抗利尿ホルモン(バソプレッシン)=ADH:腎臓において水分の排泄を制限する;
✤オキシトシン(催産素)=OXT:分娩の際に子宮の収縮を促す;


日立市十王町漢方整体院

視床下部

視床下部:視床の前下方に位置し,自律機能の調節を行う総合中枢である;
✤交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を全体として総合的に調節している;
✤体温調節中枢,下垂体ホルモンの調節中枢,浸透圧受容器(水平衡調節)がある;
✤摂食行動や飲水行動,性行動,睡眠などの本能行動の中枢である;
✤怒りや不安などの情動行動の中枢である;
間脳・脳幹   
自律神経機能の調節
自律神経の機能は大脳,特に大脳辺縁系と視床下部の支配を受けている;

体温調節
✤体温調節中枢:視索前野─視床下部;
✤体温が高くなると以下の経路を通じて体温を下げる;
①皮膚の血管を拡張させ,血流量を増やし,皮膚からの散熱を増やす;
②汗腺の分泌を促進し,発汗を多くする;
③産熱中枢の働きを抑制し,産熱を減らす;
✤体温が低くなると以下の経路を通じて体温を上げる;
①皮膚の血管を収縮させ,血流量を減らし,皮膚からの散熱を減らす;
②骨格筋などを収縮させ,振るえなどにより産熱を増やす;
③産熱ホルモン(甲状腺H,副腎皮質H,黄体Hなど)よる産熱を増やす;
④散熱中枢の働きを抑制し,散熱を減らす;

摂食行動調節
✤摂食中枢(空腹中枢):背内側視床下部核(背内側核);
✤満腹中枢:腹内側視床下部核(腹内側核);

飲水行動調節
血液の浸透圧下がる:バソブレッシン(抗利尿激素・ADH)分泌を減らし,飲水を減らす;
血液の浸透圧上がる:バソブレッシン(抗利尿激素・ADH)分泌を増やし,飲水を増やす;

内分泌機能調節:(下垂体前葉の分泌機能を調節);
✤CRH(副腎皮質刺激H放出H):副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促進;
✤GHRH(成長ホルモン放出ホルモン):成長ホルモン(GH)分泌を促進;
✤GIH(成長ホルモン抑制ホルモン):成長ホルモン(GH)分泌をを抑制;
GnRH(生殖腺刺激H放出H):FSH(卵胞刺激H)とLH(黄体化H)の合成と分泌を刺激;
✤PRF(プロラクチン放出因子):催乳素釈放因子;
✤PIF(プロラクチン抑制因子):催乳素釈放抑制因子;
✤TRH(甲状腺刺激H放出H):TSH(甲状腺刺激ホルモン)の分泌を促進;
✤SS(ソマトスタチン):成長ホルモンの分泌の抑制;
視床下部の神経核  

日立市十王町漢方整体院



プロフィール

愛犬・りく君

Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

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