ベーチェット病

主な症状:①口内の潰瘍,②皮膚の症状,③外陰部の潰瘍,④目の病変;
✤発病は30代にピークがあり,男女の差は無いが,眼病に限っては男性に多く起きる;

①口腔内の潰瘍(口腔内アフタ):
✤発病の初期,口腔内アフタが繰り返し出来て,病気に気付くことが多い;
✤アフタは白く,ふちは周囲の粘膜より赤く,水泡は無く,ものが触れると強く痛む;
✤場所:唇の裏を始め,歯肉,頬の裏側,舌,更に咽喉に及ぶ場合もある;
✤通常は1週間ほどで治まり瘢痕も残らないが,再発を繰り返す;
 
口腔内の潰瘍 

②皮膚症状:
✤結節性紅斑:触ると深部のシコリに触れ,押すと痛みがある;
          両方の下肢,特に下腿に見られる;
✤毛嚢炎様又はにきび様皮疹:円錐形に盛り上がり,頂点に膿を持ち,痛む;
✤皮膚が刺激を受け易くなり,虫に刺されたり外傷を受けた時化膿しやすい傾向がある;

皮膚症状 

③外陰部の潰瘍

✤口腔内アフタに似た潰瘍ができ,痛みを伴う;
✤発病の初期に見られるが,口腔内アフタと比べて再発はあまりない;
✤陰部の周辺の皮膚にも,潰瘍性の病変が起こる場合がある;

外陰部の潰瘍 

④目の病変:
✤炎症が前眼部のみの虹彩毛様体炎型と後部(眼底)の病変を伴う脈絡膜ぶどう膜炎型
  とに分けられる;
✤目の病変がある人の内50%は後部ぶどう膜炎となり,20%が失明に至る;
✤光をまぶしく感じる,充血,眼痛,視力障害などの症状も現われる;
✤目に充血がある時,隅の方なら疲れ目や結膜炎などが考えられる;

目の症状 

特殊型:多くは発病から数年後に現われる;
腸管ベーチェット病:
食道から直腸までのすべての消化管,特に大腸と小腸の境界・回盲部に潰瘍が出来る;
✤食道の潰瘍:早期から現われ,ものを呑み込むと痛み,嚥下が困難になる;
✤腸管の潰瘍:腹痛,下血,腹部の腫瘤などの症状があり,進むと穿孔が起こることも
          あり,虫垂炎とまぎらわしい場合がある;
血管ベーチェット病:
✤動脈系より静脈系に起こる頻度が高く,典型的なものは,大静脈やその分枝が血栓で
  詰まる【深部静脈血栓症】である;
✤特に下肢の深部静脈によく起こり,下肢が腫れたり痛んだりして,むくむこともある;
神経ベーチェット病:
✤病変部位は脳幹,基底核周辺,小脳などで,ごく一部の患者に現われる;
✤急に発症して発熱や頭痛など髄膜炎のような症状を伴うことがある;

治療:抗炎症と好中球の抑制,血栓の予防が中心に行われる;


日立市十王町漢方整体院
プロフィール

愛犬・りく君

Author:愛犬・りく君
茨城県日立市十王町で
漢方整体院を経営してます。

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
Fcカウンター
QRコード
QR